
こんにちは、KAORIです。
花粉症、もう症状は出はじめていますか?
今では日本人のうち4人に1人はくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が出ているそうです。
わたしもそのうちの1人。インフルエンザ対策の次は花粉症対策と、この時期は数ヶ月マスクが手放せません。
花粉は1月〜5月くらいまで飛散しているスギやヒノキだけでなく、春〜夏にかけてのカモガヤ、夏〜秋にかけてのブタクサなどの花粉もあります。アレルギーのもととなる花粉はなんと60種類近くも飛散しているのです。
病院でアレルギー検査を受けて自分のアレルギーを把握し早めの対策をしておけば、花粉の飛散ピーク時に症状を軽減させることにつながります。
花粉症対策のひとつとして薬を服用するという方法がありますが、シーズンが終わるまで数ヶ月間飲み続けるとなると体への負担を少し考えてしまいますよね。
みなさんはじゃばらというフルーツをご存知でしょうか。
わたしは妊娠初期にちょうど花粉症の時期にあたり、薬が飲めないためじゃばらが大活躍してくれました。
今回は、花粉症などのアレルギーをお持ちの方に嬉しい、体に負担をかけずにアレルギーに効果があるじゃばらについてご紹介します。
花粉症に効くフルーツ「じゃばら」って何?
「じゃばら」とは、和歌山県でつくられている柑橘系の一種でゆずと温州みかんの交雑種でできたフルーツです。
邪気を払う(祓う)という言葉が「じゃばら」という名称の由来になったという説が有力だそう。
じゃばらの特徴は、なんといっても果汁に独特の酸味と苦味がある点。
見た目はゆずに似ていて、カットするとゆずとみかんとすだちが混ざったような柑橘系のいい香りがしますが、生のまま食べるととっても苦いです。
実はじゃばらは生産している県が少なく、ほどんどのじゃばらが和歌山県でつくられています。
そして世の中に広まり始めがのが2001年ごろからということもあり、スーパーなどでは生のフルーツはあまり販売されておらず、取り寄せが必要な貴重なフルーツになっています。
加工されたジュースなどはネット販売などされていますが、砂糖や甘味料が気になります。
ただでさえ敏感な時期、できれば体にいい無添加のものを取り入れたいですよね。
AmiNature農園ではじゃばらの木を植え、毎年1月に収穫してドライフルーツに加工しています。
妊娠中わたしはこれでとても救われたので、同じ状況の方がいたら強くおすすめしたいです。
無農薬のじゃばらをノンシュガー、完全無添加でドライにしたものなので妊娠中も安心して飲むことができます。
これで薬いらず!?じゃばらがくれる、驚きの効果
じゃばらは、花粉症・ハウスダスト・ダニアレルギーなどに加えアトピー性皮膚炎、気管支喘息にも効果があると言われているため、薬を飲まなくてよくなったり目のかゆみが軽減されたりと効果を感じている方も多くいらっしゃいます。
効果にはもちろん個人差がありますが、毎年薬が手放せないほどの花粉症だったわたしは、じゃばらのおかげでかなり軽減されました。
花粉症の薬はたくさん種類があって、人によって効くものは異なります。
眠気が強く出てしまったり、くしゃみが治まらなかったり、自分に合うものを探すのが一苦労。
もしじゃばらが体質に合えば、天然成分で体にうれしいだけではなく、薬探しの手間も省けますよ。
アレルギー抑制効果の高い「ナルニチン」はじゃばらがダントツ
じゃばらに含まれている「ナリルチン」というポリフェノールの一種であるフラボノイド成分が、アレルギー抑制に効果があると言われています。
そもそも花粉症などのアレルギー症状は、抗原となる花粉などのアレルギー物質を退治するためにつくられる「ヒスタミン」がくしゃみや鼻水、かゆみなどの原因となって発症します。
「ナルニチン」にはヒスタミンをブロックしてくれる効果があるため、アレルギー症状を抑えることができる、ということです。
「ナリルチン」は柑橘系に多く含まれていますが、じゃばらは他のフルーツの中ではダントツ。
2番目にナリルチン含有量が多い、ゆずの約6倍も含まれていています。
なお、じゃばらの果実よりも果皮に6倍〜10倍のナリルチンが含まれるため、皮ごと摂取するとより高い効果が期待できます。
疲労回復・美容にも効果のある「クエン酸」
体がだるかったり、眠かったりと倦怠感があるのも花粉症をはじめとするアレルギー症状のひとつ。
じゃばらには、酸っぱいと感じる成分である「クエン酸」が多く含まれていて、疲労した筋肉のたまった乳酸を外に出してくれる効果があります。
また、血液をサラサラにして血流を改善することにより新陳代謝がよくなることで疲労回復につながり、クエン酸のもつ抗酸化作用でアンチエイジング効果も期待できますよ。
苦いじゃばらはこうやって食よう!おすすめの摂り方4選
果汁を絞る
一般的にじゃばらはみかんのように果実を食べるというより、生のまま絞ってジュースにしたり、ゆずのように乾燥させてた皮を使ったりします。
ストレートの果汁が酸っぱすぎると感じる場合は、炭酸水やカクテルなどに入れて薄めて飲みましょう。ホットでもアイスでもおいしくいただけます。
ポン酢と合わせてゆずぽんのような「じゃばらポン」も、風味があっておすすめです。
はちみつ漬け
ゆずやレモン、きんかんなどでお馴染みの、柑橘類のはちみつ漬け。
はちみつ漬けは、しゃばらの苦味がだいぶ抑えられるのでおすすめです。
薄くスライスしてはちみつをひたひたに漬けて冷蔵庫で保管しておいておくだけ!
賞味期限は1ヶ月程度。
紅茶にレモンの代わりに入れてもおいしく召し上がれます。
子どもも食べやすいジャムもおすすめ
じゃばらはジャムにして砂糖と煮詰めるとさらに苦味が弱くなり、皮の部分まで食べやすくなります。
またはちみつ漬けよりも賞味期限も長いため保存にぴったりな上、苦味が苦手な子どもでも食べやすくなりますよ。
材料
・じゃばら 2個
・砂糖 50g
・水 100ml
1.じゃばらを皮ごと刻んで小さめの鍋に入れる。
2.お水と砂糖を加えて弱火で煮込む。アクがあったら取り除く。
3.ぐつぐつしてきたら火を止めて冷めるまで待つ。
4.最後にジャム瓶に詰めたらできあがり。
ジャムをそのままパンに塗ってもいいですし、カップに入れてお湯を注いでホットドリンクとして飲んでもOK。
煮詰めてあるため苦味も少なく、とても飲みやすいです。
ジャムは瓶詰めしてしまえば1年〜1年半くらいの賞味期限があります。瓶を開けたら冷蔵庫で保管をし、1ヶ月程度で召し上がるようにしてくださいね。
ドライフルーツで長期保存
じゃばらはなかなか生のフルーツを購入することができませんが、もし購入できればドライフルーツにするのがおすすめ。
ドライにすることで1年程度いつでも食べられるので、花粉症のシーズンに切れてしまう恐れもありません。
持ち運びが楽なので家だけでなくオフィスにも◎
オフィスでじゃばらティーをいれたら柑橘系の香りが広がり、自分だけでなく周りの人の気分も安らぎますよ。
じゃばらティーは3〜4切れカップに入れ、熱湯を120ml程度注ぎ5分蒸らしたらできあがり。
飲み終わったらじゃばらも一緒に食べるとより効果的です。
少し苦味がありますが、はちみつや砂糖を入れると食べやすくなります。
とは言っても、生のじゃばらを購入するのも、購入後にドライフルーツにするのも手間も時間もかかってしまいますよね。
AmiNatureではじゃばらの無添加ドライフルーツの販売を開始していますので、花粉症が辛くなるこの時期、ぜひ試してみてくださいね!
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まとめ
わたしも現在授乳中のため、今年もじゃばらのドライフルーツと、ドライフルーツを入れたはちみつじゃばらティーで花粉症を乗り切ろうと思います。
市販のものはジュースばかりですので、じゃばらをそのまま味わえるのは珍しいのでは。
少し癖はありますが、天然のもので花粉症が軽減できるなら花粉症に苦しむ子どもにも嬉しいですよね。
AmiNature KAORIでした。