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大切なペットを守ろう!犬や猫に与えてもよい代表的なフルーツ7種と適量を知っておこう

May 16, 2017
大切なペットを守ろう!犬や猫に与えてもよい代表的なフルーツ7種と適量を知っておこう
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AmiNatureの看板娘。ドライフルーツへの愛情は誰にも負けない。一番好きなドライフルーツはやはり桃。

こんにちは、KAORIです。
まだドライフルーツを販売し始めて間もない頃、東京でマルシェ出店している時にワンちゃんと遊びに来たお客さんから「このドライフルーツ、ワンちゃんにあげて大丈夫?」と質問されました。

私は子供の頃は犬を飼っていて、現在は猫と生活をしていることもあり、玉ねぎやネギ、にんにくなどのネギ科のものは血液に悪い影響を与えることや、イカやタコに含まれるチアミナーゼという酵素がビタミンBを分解して食欲低下、嘔吐などを引き起こすなど、犬・猫ともに「食べさせてはいけない」とよく言われるものについては知っていました。
しかし、フルーツは盲点。
ご質問をいただくまで考えたことがなく、知識もなかったため、その場ですぐにお答えすることができませんでした。

今回は、その時の反省から、犬や猫に与えてもよいフルーツ・だめなフルーツについてご紹介します。
大切な家族の一員であるペット。誤った知識で危険な目に合わせないようにするためにも、ぜひ覚えておきましょう。

犬や猫に与えてもよい生のフルーツ

小型犬や猫は、大型犬に比べて与えてもよいフルーツの量は少なめです。以下でご紹介している表示g数や量は大型犬を想定していますので、小型犬や猫の場合は半分程度を目安にしてください。

また、与えていいフルーツといってもアレルギーを持ってる犬や猫もいます。嘔吐、下痢、発疹などの様子が見られたらアレルギーの疑いがありますので、その場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。まずは適量を与える前に、少量から様子をみながら与えることをおすすめします。

・バナナ
バナナに含まれるカリウムには整腸作用があり、便秘解消や免疫力を高める効果があります。ミネラルも豊富なため運動後のタイミングで与えると喜ぶでしょう。
気をつけることは、皮を剥いた後に白い筋まできちんと取ってあげること。またカリウムの過剰摂取や糖質が高いため与える際はまるまる1本は与えずに1/4〜1/3程度に抑え少量にしましょう。

・りんご
りんごにはペクチンという成分が含まれ、大腸で善玉菌のエサとなり腸内環境を整えてくれます。バナナ同様、食物繊維も豊富なため整腸作用があります。
気をつけることは、皮を剥き種の部分をしっかり取り除くこと。
茎、葉、種、皮は消化不良の原因になる上、種は体の中でガスが発生する恐れがあるので特に注意が必要です。
与えていい量は20g程度。8等分のくし切りをさらに半分くらいです。
犬は一気に食べてしまうクセがあるので、スライスしたりすり下ろしたりすると丸呑み防止になります。

・桃
食物繊維やペクチンが豊富なため、整腸作用や疲労回復に効果があります。
気をつけることは、りんごと同様、皮を剥き種をきちんと取くこと。りんごと違い桃の種は大きいため、飲み込んでしまったら大変です。
さらに、桃の種の中には青酸カリという毒が含まれているので注意してください。
与えていい量はりんごと同じ20g程度を目安にしてください。

・柿
ビタミンCや食物繊維は豊富。ストレスが溜まって怒りっぽいペットには、もしかしたらビタミンCが足りていない可能性も。
また柿に含まれるタンニンは口臭予防にもなり、有害物質を体外に出してくれる効果もあります。
気をつけることは、青いものではなくきちんと成熟した柿を与えること。皮を剥き、種をきちんと取り除けば与えても問題ありません。与えていい量は15g程度です。丸呑みしないようスライスすることをおすすめします。

・みかん
柿と同様、ビタミンCが豊富で疲労回復やストレスに効果があります。
引っ越しなどでの環境の変化で、ストレスを感じてしまうペットも多いはず。
少量のみかんをあげてみてはいかがでしょうか。
気をつけることは、みかんの薄皮まで剥いてあげること、稀に種が入っている場合もあるので取り除くこと。
与えていい量は1〜2房程度です。

・キウイ
柿と同様、食物繊維やビタミンCが豊富なため便秘解消やストレス解消に役立ちます。
気をつけることは、皮は剥くこと。与えていい量は薄く切った1切れ程度。

・ブルーベリー
ブルーベリーはぶどうに似ていますが、ツツジ科のため全く違う属性になります。
食物繊維や炭水化物が豊富なため、整腸作用が期待できます。与えていい量は15g程度です。

犬や猫に与えてはいけない生のフルーツ

・ぶどう
体重1kgあたり10g以上食べた場合、急性腎不全が発症して最悪の場合死に至ることがあります。

・いちじく
皮や葉に毒物生物質が含まれているため、食べると嘔吐やよだれが大量に出たり、口の中の炎症を引き起こします。

・プルーン
こちらも皮や葉、茎や種に毒物生物質があり、呼吸困難やショック症状がでる恐れがありますので与えないようにご注意ください。

・レモン
外皮部分に中毒性物質が含まれます。中身の部分は与えても問題ありませんが、一度口にしたら酸っぱくて犬や猫のほうが嫌うかもしれません。

ドライフルーツは与えて大丈夫?

基本的には与えないほうが無難です。
生のフルーツで与えてもよい量をご紹介した通り、大型犬の場合は1日の量は10g〜20g程度。
ドライフルーツだと水分が蒸発して軽くなりますが、凝縮されているため同じ10g〜20gを与えてしまうと食物繊維の摂りすぎや、糖分の摂りすぎになってしまい、下痢や軟便になったり、腸内細菌のバランスが壊れてしまったりする可能性もあります。
指の爪程度のカケラなら与えて大丈夫ですが、それなら生のフルーツを与えたほうがビタミンCも摂取できておすすめです。

まとめ

犬や猫に与えていい量は人間比べるとほんの少しです。物欲しそうな目で見つめられるとついあげたくなっちゃいますが、そこはぐっと抑えて、可愛いペットの体のために我慢が必要です。

与えてもよいフルーツの種類や量を厳守し、おやつの時間のお楽しみ程度に与えるようにしましょう。

KAORI
みなさまに素敵なドライフルーツライフを。AmiNature KAORIでした。

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4人は東京で出会った仲間でした。 建築、ファッション、IT、自動車開発と皆第一線で数年活躍してきましたが、あまりに忙しすぎる都会の生活に、日々のリズムを崩してしまいました。これをきっかけに、わたしたちは都会を離れ、それぞれ新しい土地で新しい人生の歩み方を探し始めました。

そして数年後、個々が新しいライフスタイルを模索した結果にたどり着いた一つの解がフルーツ、ドライフルーツを取り入れた健康生活です。 その中で得た情報をより多くの人に向けて発信できないかと考えたわたしたちは、再びこのサイトに集うこととなりました。

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