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オーガニックコスメって実際どう?使うときのメリット・デメリット&選ぶ時のポイントをご紹介します

May 30, 2018
オーガニックコスメって実際どう?使うときのメリット・デメリット&選ぶ時のポイントをご紹介します
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Ami Natureのドライフルーツ大好き女子。
健康によくておいしいものを追求中。おいしいものを食べているときは天国にいる気分になる。

最近肌が荒れ気味だな・・・
使っているスキンケアアイテムが合わなくなってきた・・・

そんな悩みを抱えた方は「オーガニックコスメ」が気になってくるのではないでしょうか。

オーガニックと聞くと、なんとなく「肌に優しそう」「刺激が少なそう」というイメージがありますよね。

でも実は、オーガニックだからといって必ずしも優しいわけではありません。
しかも日本はオーガニックを明確に定義する基準がないので、ケミカルな成分がたくさん入っているのにオーガニックを謳っているアイテムは多数存在します。

今回は、オーガニックコスメの定義から利用する際のメリットデメリット、選ぶときの注意点をご紹介します。

オーガニックが気になってはいるけど、どう選べばいいかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。

オーガニックコスメ=「有機栽培された原料」で作られたコスメ

オーガニックは日本語では「有機」と訳されます。
有機とは、農薬や化成品を使用しない栽培法、加工法を指します。
ですので、オーガニックコスメは厳密にいうと「農薬や化学物質を使わずに栽培された原料を使用したコスメ」と言えます。

逆に言うと、有機栽培された原料を使っていれば「オーガニックコスメ」になるので、「保存料やアルコールなどの化学物質を全く使っていないわけではない」のが注意点です。

日本にオーガニックコスメの認証機関はなし。メーカーによって定義はバラバラ

では、オーガニックコスメと名乗るために何か条件や審査はあるのでしょうか。

実は、日本国内にはまだオーガニックコスメを認定する機関がありません。
オーガニック食品は農林水産省によって認証される仕組みがありますが、化粧品はまだです。

そのため、オーガニックコスメと名乗れる基準は明確には決められておらず、メーカーの判断に任せられているのが現状です。

保存料やアルコールなどの化学成分が肌に合わないと感じている方は、オーガニックコスメだからと安心せず、しっかり成分表示を見て自分に合わないものが入っていないかを確認しましょう。

海外には認証機関あり。海外製品を選ぶ際の参考に◎

日本には認証機関はありませんが、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアには複数の認証機関が存在します。
【主要オーガニックコスメ認証機関】

  • NaTrue
  • ECOCERT
  • ACO
  • USDA
  • BDIH
  • demeter
  • eco control
  • neuform
  • ecobio
  • SoilAssociation
  • SoCert
  • AIAB

各機関によって認証基準は異なりますが「原料の95%以上がオーガニックであること」を最低ラインとして定めるものがほとんどです。さらに厳しい基準(100%オーガニックコスメ)を満たしていなければ認証されないものもあるので、基本敵に海外製品で上記いずれかの認証マークがついているものは、オーガニック成分がメインと捉えていいでしょう。

店頭やネットショップで海外オーガニックコスメを選定する際に参考にしてみてください。

オーガニックコスメを使うときのメリット・デメリットは?

オーガニックコスメの定義を知ったら、次に気になるのは「実際オーガニックコスメを使うと何がいいのか?逆にデメリットはあるのか?」というところだと思います。
ここでは、海外の認証機関の基準を満たすような、本当に「オーガニックコスメ」といえるアイテムを使う際のメリットデメリットを解説します。

オーガニックコスメのメリット

  • 強力な洗浄成分や余計な油分が入っていないものが多い
  • 人工的でない自然由来の香りでリラックス効果が期待できる
  • オーガニックでも効果が高いものは多数あり

例えばオーガニックのクレンジングや洗顔料、ボディソープの場合、一般化粧品に比べて洗浄力がマイルドな傾向にあります。
洗浄力を強めたり、使用感をよくしたりするような余計な成分は排除されているものが多く、成分が少ない分肌への負担は軽減されます。

また、花やハーブなどを原料に使っている場合は香りも楽しむことができます。
エッセンシャルオイルのような限りなく自然に近い香りのコスメであれば、アロマテラピー的な効果が期待できます。

オーガニックコスメ=効果が弱いということもありません。ケミカルコスメに負けないパワフルな効果を発揮するものもあるので、効果を妥協する必要はありません。

オーガニックコスメのデメリット

  • 必ずしも肌に優しいわけではない(アレルギーの原因になる可能性も)
  • 品質の良いオーガニック製品は高価になりがち

前述したとおり、オーガニックコスメだからといって化学物質が全く入っていないというわけではありません。
自然由来だからといってすべてが肌に優しいとも限りません。
メリットにあげたように、効果が高い成分があるということは、逆にいうと刺激が強い場合もあるということです。
花粉やうるしがわかりやすいと思うのですが、自然界にも肌に刺激を与える成分はたくさん存在しています。合う合わないは個人によって異なるので注意が必要です。

また、認証機関の審査を通った海外オーガニックコスメは、高価格帯のものが多くなっています。日本国内で買おうとすると関税もかかるので余計高く感じるかもしれません。

オーガニックコスメを選ぶときに気を付けたい3つのポイント

  1. オーガニックと謳っていても必ず成分表示を確認する
  2. 必ずパッチテストを行う
  3. オーガニック系のクレンジングや洗顔料は洗浄力が高くないので、ケミカル系の落ちにくいメイクアップ用品は避け

1.オーガニックと謳っていても必ず成分表示を確認する

日本国内でオーガニックコスメと謳っている商品は山のようにありますが、実際どのような成分が入っているのか、必ず購入前に確認するようにしましょう。
成分はボトルや外箱の裏に記載されています。配合量が多い順に並んでいるので、オーガニック成分が先頭に近いところに記載されていればオーガニック成分の割合が高いと判断できます。

2.必ずパッチテストを行う

成分的に問題なさそうだと判断してもいきなり顔に使わず、腕の目立たないところでパッチテストを行いましょう。
そこで炎症などが起きないと確認できれば顔に使用してみましょう。

3.オーガニックコスメは洗浄力が高くないので、ケミカル系の落ちにくいメイクアップ用品は避ける

スキンケアラインはオーガニック、メイクアップアイテムは一般のケミカルコスメを使いたいという方は多いのではないでしょうか。
前述したとおり、オーガニック系のクレンジングや洗顔料は使用感がマイルドな分、洗浄力が弱い傾向にあるので、一般的なメイクアップアイテムを落としきれない可能性があります。
どうしてもオーガニック系のクレンジングを使いたい場合は、メイクアップアイテムもオーガニック系でそろえるか、比較的洗浄力の高いクレンジングオイル、クレンジングジェルを
選ぶようにしましょう。

まとめ

オーガニックコスメ=100%安心して使えるものではないということが伝わったでしょうか。
どれだけ肌に優しいと謳っていても、合わない成分が入っていれば使用は避けるべきです。

オーガニックコスメを使う使わないに限らず、自分に合わない成分は把握しておいたほうがいいでしょう。

成分に気を付けながら、自分にぴったりなアイテムを見つけてみてください。

ガブリエル
早く桃が食べたいな〜!AmiNature ガブリエルでした。

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