こんにちは、KAORIです。
無事出産を終え、子育ては想像していたよりも大変ですが、毎日子どもが成長していくのを楽しみながら過ごしています。
子どもを産んで制限されたことといえば、どのお母さんも口を揃えて言うことのひとつですが「自分の時間がほとんどと言っていいほどない」こと。
産後次の日から3時間おきの授乳、泣いたら1時間でも2時間でも抱っこして寝かしつけ。
そしてやっと寝たと思ったらまた授乳の時間になり、その繰り返しの1ヶ月でした。
妊娠中は卵胞ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と黄体ホルモンと呼ばれる「プロゲステロン」の分泌量が増えることにより、子宮内の環境を整えて赤ちゃんが育ちやすい環境になっていきます。
生理周期が一定でない、不妊などの原因はこの2つのホルモンバランスが整っていないためと言われてしまうほど、女性にとって大事なものです。
しかし産後はこの2つのホルモンは減少し、プロラクチンという別のホルモンが分泌されます。
プロラクチンは乳腺を発達させる働きがあり、このホルモンによって母乳が作られます。
そしてオキシトシンというホルモンが体内から母乳を押し出し、乳頭から母乳が出る、という仕組みです。
子宮収縮の働きもあり、わたしは産後2日目から母子同室で頻繁に授乳をしていたためか、子宮の戻りが早いと助産師さんから言われました。
体の回復も早いのかな?意外と退院したら普通に生活できるかも、と思っていましたが、出産はそんなに甘くはありませんでした。
びっくりするほど骨盤がぐらぐら。階段の昇り降りだって普段のようにはいきません。
骨盤ベルトを締め、手すりを使って慎重に。それでも多少の痛みは残ります。
出産は交通事故にあったのと同じようなダメージがあるといいます。
それだけ回復には時間がかかってしまうのです。
特に「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれる産後6〜8週間は、自分が思っている以上に体は出産でダメージを受けているので無理をしてはいけません。
回復のスピードは人それぞれ違いますが、動けると思って動いてしまうと更年期になって体に不調をきたす可能性もあります。
また、ホルモンの急激の変化により、自律神経も不安定になりがちです。
産後は急に涙が出て来てしまったり、子育てが不安になったり、泣き止まない赤ちゃんを見て自分はダメなお母さんと思ってしまったり普段ではこんなこと考えないのに・・・ということを考えてしまうものです。
わたしの場合は泣き続けられても寝不足でも割と平気でしたが、産後2日目から自然に涙がでてきて夜中に泣いていました。
これはいわゆる「マタニティーブルー」で、本で読んだり友達から話を聞いていたりしたので数日〜1ヶ月程度で治まることもわかってはいましたが、それでも心は不安定。
出産経験のある友達に話を聞いてもらい、10日ほどでわたしは落ち着くことができました。
産後2ヶ月目にしてようやく授乳の時間も空き、少し時間をかけて料理を作ったり散歩したり、こうしてパソコンを触れる時間ができてきたので少しずつブログや記事を更新していく予定です。
今年の4月からメディアサイトを始め、雑誌や新聞、ラジオに取り上げていただいたことにより、ドライフルーツの注文数が昨年よりも3倍近く伸びました。
試行錯誤しながら走り出した3年前、少しずつ形になってきて本当に心から嬉しいです。
山梨や国内のおいしいフルーツ、ドライフルーツを題材にたくさんの情報を提供していきますので、今後ともAmiNatureをよろしくお願いいたします。