こんにちは、KAORIです。
出産経験のある方はお分かりいただけると思いますが、妊娠中〜授乳中は特に飲み物や食べ物に気を使いますよね。
わたしはコーヒーが大好きで、好きな豆を買って来て毎朝挽いて飲むことが至福の時間でした。
しかし、お母さんが飲んだカフェインが胎盤を通って胎児に影響を及ぼしてしまうことを知り、妊娠が分かってから授乳中の現在でもカフェイン入りコーヒーは我慢しています。
コーヒー以外にも紅茶や緑茶もカフェインが入っているため、妊娠中何を飲んだらいいか分からずお水を飲んでいたところ、助産婦さんにおすすめされたのがルイボスティー。おいしく飲めて、心までほっとほぐれる感じがしました。
今回は、妊娠中や授乳中に飲んでも安心な、ノンカフェインドリンク7種をご紹介します。それぞれの効能や栄養などもあわせてご紹介しますので、自分や子どもの体を気遣いつつ、忙しい中でも心がほっとほぐれる時間にぜひ取り入れてみてくださいね。
妊娠中や授乳中はなぜカフェインを控えたほうがいいの?
妊娠中は、コーヒーなどのカフェイン飲料は控えるように病院で指導されます。
理由はお母さんの体がカフェインを分解するのに時間がかかり、胎盤を通して胎児にカフェインが移行してしまうから。
胎児にはまだ分解や排出する力がないため、カフェインが体の中にとどまり流産や早産、低出生体重児、発達障害の原因のひとつになると言われています。
またカフェインには血管を収縮させる作用もあるため、胎児に十分な酸素や栄養を送るのを妨げてしまう可能性もあります。
特に妊娠初期は胎盤や胎児の臓器などがつくられる、注意が必要な大事な時期。妊娠が分かった時点でできればカフェインは控えることをおすすめします。
これなら飲んでも大丈夫!おすすめのノンカフェインのお茶4種
カフェインを控えるといっても、コーヒーやお茶を絶対に飲んではダメ!ということではありません。
1日に摂取するカフェイン量が100mg以上にならなければ危険性は少ないとされています。
例えばコーヒー1杯程度なら、カフェイン含有量が50~100mg程度なので1杯までなら大丈夫です。
しかしそれでも可愛い我が子を思うと、控えられるなら控えたいなと思っているお母さんも多いはず。
そこでわたしが試したノンカフェインでおすすめのお茶を4種類ご紹介いたします。
ただし、人によっては体調や体質などにより飲めない場合もあります。念のため、助産師さんや主治医へ確認することをおすすめします。
麦茶
ノンカフェインの代表ともいっていいほど知名度の高い、麦茶。
クセがなく飲みやすいため、赤ちゃんが母乳やミルク以外に最初に飲むお茶として麦茶を選ぶお母さんも多いほどです。
麦茶にはマンガン、マグネシウム、カリウム、リンなど妊娠中に不足しがちなミネラルが豊富に含まれていることもうれしいポイント。すっきりして飲みやすいため、わたしは食事のときに麦茶を合わせていました。
そば茶
そば茶とはそばの実の皮を取り除いて焙煎したお茶です。食物繊維やミネラルのほか、ポリフェノールの一種であるルチンも含まれています。
ルチンには血液の循環をよくする作用があるため、冷え性の改善や動脈硬化予防にも効果あり。
また、そば茶を飲むと膵臓からホルモン(インスリン)が分泌されます。
インスリンは血液中の糖分をエネルギーに変える役割をしているため、高血糖や高血圧予防にもおすすめです。
妊娠中に血圧が高くなる「妊娠中毒症」という病気になってしまうと胎児の発育にも影響があるため、重症化すると入院して点滴を打ちながらの食事制限が必要になります。
このようなトラブルは誰にでも起きる可能性がありますが、特に血圧が普段から高めならそば茶で予防するのもおすすめです。
そばの味がほっと心を落ち着かせてくれるので、わたしは夜ごはんを食べてから寝るまでの間によく飲んでいました。
たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
濃くてしっかりした味が好みの方は、たんぽぽの葉・茎・根からつくられたたんぽぽ茶とたんぽぽの根を焙煎したたんぽぽコーヒーはいかが。
コーヒーはまるで深煎りを飲んでいるかのような味わいなので、特にコーヒー好きにはおすすめ。
たんぽぽの根は身体を温めてくれる効果や、老廃物を排出してくれる利尿作用もあります。
妊娠中期〜後期にかけては特にむくみがひどくなります。普段むくまない人でも妊娠中は足を触ると痕がつくほどのむくみがでる人も。たんぽぽ茶やたんぽぽコーヒーを上手に取り入れるとむくみ解消にもなりますよ。
甘いものやパンと合わせるとGOOD。
ごぼう茶
妊婦さんは妊娠初期から便秘に悩まされる方が多く、わたしもそのうちの1人でした。
ごぼう茶は食物繊維が豊富なため、薬などに頼らず自然に出したい方におすすめ。
また、ごぼう茶に含まれるイヌリンやカリウムなどのミネラルが利尿作用を促進し、むくみの改善に効果があるため、産休まで立ち仕事やあまり動かない仕事をされている方には特におすすめです。
ハーブティーはノンカフェイン?飲んでも安心なおすすめハーブティー3つ
ハーブティーとは香草茶のことで、ハーブを乾燥させて煮出したお茶のことを指します。
ハーブといってもたくさんの種類があり、中には妊娠中には注意しなければならないものもありますのでよく成分や効能を確認してから飲みましょう。
わたしが妊娠中〜現在まで飲んでいるハーブティーの中から3種類をご紹介いたします。
こちらもお茶と同様、人によっては体調や体質などにより飲めない場合もあります。念のため、助産師さんや主治医へ確認することをおすすめします。
栄養バランスに優れたクセのないルイボスティー
マメ科の植物の葉っぱからつくられたルイボスティーは、ミネラル、マンガン、カルシウム、マグネシウム、鉄などさまざまな栄養成分がバランスよく含まれています。
抗酸化作用により免疫力の向上に働きかけるほか、アトピーや鼻炎、花粉症などのアレルギーを軽減してくれる効果も。
妊娠中には薬が飲めないため、こういった効果があるとうれしいですよね。
わたしは毎朝1Lを煮出し、それを食事以外で1日で飲んでいます。
ホットでもアイスでもおいしい上、甘みがあり苦味やクセがないためとても飲みやすいお茶ですよ。
疲労回復と体を温めるハイビスカスローゼル
ハイビスカスローゼルにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていて、眼精疲労やメタボリックシンドローム、アンチエイジングでも広く知れ渡っています。
カリウムによって余分な老廃物を排出させる働きもあるため、高血圧による妊娠中毒症や糖尿病にも効果が期待できます。
酸味が強いのはクエン酸が含まれているから。
さらに体を温める効果もあり、クエン酸の疲労回復効果とあわせて産後や授乳中には特におすすめのお茶です。
わたしは気分転換に1日1回、午後のおやつの時間などに飲んでいます。
おいしく美肌を目指すならローズヒップ
ローズヒップには女性ホルモンを活性化させる働きがあり、美肌効果が期待できます。
不足しがちな鉄分も多く含まれているため、妊娠中に貧血気味なお母さんにもうれしいお茶です。
わたしは妊娠後期〜産後1週間、貧血気味だったのでよく飲んでいました。
色が赤くなってキレイな見た目なことや、甘みと酸味のバランスが取れていることが女性にはとても人気のひとつ。
まとめ
授乳中は水分がとても大事。お水よりも栄養のある温かい飲み物を飲むと母乳にいいと助産師さんから聞き、授乳中の現在はさまざまなノンカフェインのお茶を飲んでいます。毎日飲むものなので、飽きないように数種類のお茶を常備。
AmiNature農園では、山梨産の旬のフルーツを使った無添加ドライフルーツと無農薬で栽培したハイビスカスローゼルをティーバッグに入れた贅沢なフルーツティーの販売を開始しました。
ハイビスカスローゼルの酸味と、ドライフルーツの甘い香りが気分も癒してくれティータイムが楽しみになること間違いなしです!
▶1袋10パック入り 700円(税別)
ノンカフェイン ドライフルーツティーはこちらから購入できます