こんにちは、KAORIです。
みなさんは、フルーツをどれくらいの頻度で食べていますか?
健康や美容のために生のフルーツを意識的に摂取してる方も多いのでは。
体にいいと言われがちなフルーツですが、生のフルーツのほとんどが80%〜90%の水分でできているため、食べ方や量によっては水分を取りすぎてしまい、体を冷やしてしまっていることも。
もちろん、すべてのフルーツが体を冷やしてしまうというわけではなく、冷やしにくいものもあります。
今回は、体を冷やすフルーツ、冷やしにくいフルーツの代表例をご紹介します。
冷え性の方が気をつけたい体を冷やすフルーツも、食べ方を少し工夫するだけで冷え性を改善し、楽しむことができます。
体を冷やすフルーツ、冷やしにくいフルーツ
簡単に見分ける方法は、どこで採れるフルーツなのか、を意識することです。
寒い国(地方)で採れるフルーツは体を冷やしにくい、南国などの暖かい国(地方)で採れるフルーツは体を冷やすと覚えておきましょう。
体を冷やしにくいフルーツの代表例
りんご、ぶどう、もも、いちじく、あんず、プルーン、さくらんぼ、ざくろ
体を冷やすフルーツの代表例
バナナ、パイナップル、キウイ、マンゴー、梨、柿、レモン、スイカ、メロン
冷え性や胃腸が弱い方は知らずにフルーツで体を冷やしてしまっていた、なんてこともあるかもしれません。
「寒い地方で作られるフルーツは体を冷やしにくい」と頭に入れておくといいでしょう。
体を冷やしにくいフルーツとしてドライフルーツも!
ドライフルーツは生のフルーツと比べ、体を冷やす原因となる水分が抜けているため体を冷やす心配がありません。
栄養価の高い皮の部分なども一緒に食べられるので、食物繊維や鉄分なども摂取することができ、便秘や貧血に効果があります。
冷え込んだ冬の朝に生野菜や生のフルーツを食べるのは少し抵抗あったり、冷たい水でフルーツを洗って切るという作業を忙しい朝にするのは辛いときありますよね。
そんな時には手軽に食べられ、栄養も豊富で、体も冷やさないドライフルーツがおすすめです。
ヨーグルトに入れて食べたり、シリアルなどに混ぜて食べたりと変化を楽しんでみるのもおすすめです。
ドライフルーツで倍増!体温まるアレンジレシピ
ドライフルーツのほっとフルーツティー
材料
・お好みのドライフルーツ 10g
・お好みの紅茶 ティーバッグ1袋
①お好みのドライフルーツをティーカップに入る大きさにカットして入れる。
②紅茶のティーバッグをカップに入れお湯を注ぐ。
③カップに蓋をして3分蒸らしたらティーバッグを取り出し、蓋を戻してさらに2分蒸らしたらできあがり。
体を温めてくれる紅茶にドライフルーツを混ぜてフルーツティーにすることで、効果が倍増します。
茶葉を使わずカフェインレスにしたい場合は、紅茶の代わりにハイビスカスローゼルのドライを入れると色が鮮やかに出てとてもきれいです。
フルーツの甘さにローゼル酸味が合わさり、さっぱりとしていて妊娠中でも飲めるので大変人気です。
ローゼルにはビタミンC、クエン酸、リンゴ酸、カリウム、アントシアニン、ポリフェノール、アミノ酸と、たくさんの成分が含まれています。
体を温めながら美肌と健康を保ちましょう。
スパイス香るからだあたたまる、ほっとサングリア
実は赤ワインも、体を温めるもののひとつです。
シナモンスティック、クローブ、カルダモンのスパイスも加えることで、さら温め効果がアップします。
材料
・赤ワイン 1本
・シナモンスティック 1本
・クローブ 5粒
・カルダモン 3粒
・カットドライフルーツ 大さじ5
①あらかじめ、使用するドライフルーツはあとで食べやすいように一口大にカットしておく。
②赤ワイン1本をデキャンタなどに入れ、カットしたドライフルーツを入れてラップをして半日〜1日冷蔵庫または涼しい場所で保管する。
③飲む際に、鍋を用意して赤ワインと中のドライフルーツを一緒に入れて弱火にかける。
④シナモンスティック1本と、クローブ5粒、カルダモン3粒とはちみつをお好みの量を入れて、アルコールが飛ばないように煮立たせないように気をつける。5分程度弱火であたためたらできあがり。
(スパイスは食べられないので、すくって出してしまってもOK。)
フルーツごとティーカップに入れましょう。飲み終わったら、ドライフルーツも食べられます。赤ワインが染み込んでいてそれだけでさらにお酒のおつまみになるので、体もあたたまり二度おいしい!
とってもおすすめのレシピです。
ダイエットにも最適!ちょっと大人のヨーグルト
材料
・プレーンヨーグルト 100g
・りんごのリンゴのドライフルーツ 3枚程度
・クミンシードまたはクミンパウダー 適量
①下準備として、りんごのドライフルーツを細かくカットしてヨーグルトに入れ、冷蔵庫で一晩寝かせておく。
②食べるときにクミンシードまたはクミンパウダーを小さじ1/3入れ、混ぜたらできあがりです。
りんごもスパイスも体をあたためる効果があり、ヨーグルトと一緒に食べることでさらにお腹の調子もよくなります。
ヨーグルトにクミンって合うの?と思われるかもしれませんが、さっぱりとした甘さで新感覚のデザートです。
簡単なのでぜひ試してみてください!
まとめ
体を冷やすフルーツ、冷やしにくいフルーツ、いかがでしたか。
フルーツ以外に、体を冷やす野菜もあります。
トマト、レタス、キャベツ、茄子、きゅうりなどが代表例です。
体を冷やす野菜やフルーツが悪いわけではありません。
体が冷えるしくみは、食べ物を食べて胃や腸で消化をするときに「体内の熱」を多く使ってしまうから。
夏など暑い季節には、スイカやメロンを食べることで体温が下がり、熱中症の予防にもなります。
AmiNatureスタッフは夏は収穫で忙しいので夏バテなんてしていられませんが、ちょっとバテ気味の時は畑からトマトをワイルドにもいできて洗って食べています。
トマトは食欲がない夏でも食べられるし、トマトに含まれるリコピンやβカロチンが夏バテには効きます。抗酸化作用によって肌を紫外線から守ったりもしてくれる夏に嬉しい野菜です。
今回ご紹介したような豆知識をもとに、体調にあわせた食べ物を上手に取り入れてくださいね!