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桃の花が咲き終わって1ヶ月、現在の桃の姿をご紹介します

May 20, 2017
桃の花が咲き終わって1ヶ月、現在の桃の姿をご紹介します
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AmiNatureの看板娘。ドライフルーツへの愛情は誰にも負けない。一番好きなドライフルーツはやはり桃。

こんにちは、KAORIです。
長い長い冬を乗り越えてAmiNature農園の桃の花が満開を迎えたのが、1ヶ月ほど前の4月12日のことでした。
桃の花はそれほど長くは咲かないので、今年は桃の開花が少し遅かったなと思っていたらあっと言う間にお花見期間が終わってしまいます。

畑の作業には、桃の花が咲く前〜咲いた頃に行う摘蕾(てきらい)作業と花の摘花(てきばな)作業があります。
これは桃を大きくおいしく成らせるための間引き作業のようなものでおいしい桃作りには欠かせない作業ですが、蕾や花を1つ1つ、すべて手作業にて行うのでとっても大変。
猫の手も借りたいくらい忙しい毎日でした。

開花から1ヶ月が経ち、今の桃はというと2センチ〜3センチ程度の黄緑色の実になっています。
たった1ヶ月で葉も生い茂り、実もこんなに大きくなりました。

この時期は成長がとっても早く、1週間で大きさがだいぶ変わってくるので成長を見るのが日々の楽しみだったり。
しかし、成長が早い=時間との闘いでもあります。
桃は待ってはくれないので早朝からの作業はもちろん、雨の日も気温が高ければ作業をします。

今の時期はこの実の摘果(てっか)という作業が主です。
摘果とは摘花と同様、間引く作業のこと。
芽がふくらんできたら摘蕾(3月頃)→花が咲いたら摘花(4月頃)→実が大きくなったら摘果(5月頃)という流れです。
そんなに間引く作業があるなら最初から少なくしておけばいいのに?と思いますよね。
わたしも始めはどうしてそんなに面倒なことをするのか理解できませんでした。

しかし桃は成長段階から繊細で、雨に当たって弱くなってしまったり、変形してしまったり、大きく育たなかったりと実が成長してみないと分からないことがたくさんあるのです。
そのため、桃の成長を見ながら最終的には一番元気の良さそうなものだけを残すことになります。
1本の枝に対して1つの実しかならせない方法を一枝一実を言いますが、これが大きさも十分で甘みがある最高の桃に仕上がる秘訣なのです。

農産物は天候によって成長や収穫にかなりの影響が出てきます。2015年は雨の影響で桃が例年の7割程度しか採れず、桃不足で大変な年でした。
昨年の2016年は豊作の年。どの桃を食べても甘くておいしく、ドライフルーツにする分もしっかりと確保できて一安心。

そして今年2017年。今からドキドキしています。
日照りも充分欲しいけど、しっかり雨も降って欲しい。
でも台風のように強い風雨では木が折れてしまわないか。
一度やられた鹿や猪に新芽を食べられないか、赤くなるときに今度は鳥に食べられないか、などと心配ごとは山ほど。
家族揃って毎日、天気予報が始まると真剣になります。
そういった試練を乗り越えて、甘くて1つ1つがどれをとってもおいしい桃ができあがるため、出荷のときは可愛い娘を嫁に出すような気分です。
ありがたいことに毎年予約が殺到するAmiNatureの桃。
今年はそんな桃たちを、6月から先行予約を開始しようと思っています!
ぜひこの機会に、わたしたちが全身全霊で丹念に育てた桃を味わっていただけたら幸いです。

KAORI
みなさまに素敵なドライフルーツライフを。AmiNature KAORIでした。

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4人は東京で出会った仲間でした。 建築、ファッション、IT、自動車開発と皆第一線で数年活躍してきましたが、あまりに忙しすぎる都会の生活に、日々のリズムを崩してしまいました。これをきっかけに、わたしたちは都会を離れ、それぞれ新しい土地で新しい人生の歩み方を探し始めました。

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